こんにちは。ボク、チューっていいます。元は「中途半端な柄ね」って事で命名されたんですが、「なんか響きが可愛いし、女の子なのに性格がわちゃわちゃしてるし、合ってる気がする」という事で定着しちゃいました。今年の春に生まれて、夏にこのおうちに入って来ました。
今日はボクの家族を紹介したいと思います。

一番の先輩はジェームズさん。「おれはこの中で唯一の世田谷生まれの世田谷育ちだ!」というのが口癖で、今年15歳位だそうです。ちょっとケガをすれば、かわいそう!となって、しばらく通ってたこの家で飼ってくれるだろうと思い、ちょろっと車にはねられた所、「ちょっとやり過ぎたわ~。顎、折れちまって10日間も入院だぜ。ま、でも、それで家に入れたけどな」だったそうです。しばらくは悠々自適な一人っ子生活だったものの、水戸に隠居し、2回目のGW中、河川敷で肥料の袋に入れられて捨てられ、ミャーミャーと一所懸命ないてた兄弟をおとーさんが見つけてしまい、平穏な日々は終了してしまったそうです。その中のルーク・KC・しまじろうは我が家の中間管理職。でも、おとーさんとおかーさんから哺乳瓶でミルクをもらっていたからか、おぼっちゃまで下からの突き上げに対処できず、そろそろ出世街道からは外れそうです。その後も瀕死の状態で担ぎ込まれたサラ、その甥・姪と思われるハスキー・クローヌ・ジャック、我が家のデッキで育って途中から家に入って来たブルース・クラーク・ネロ・モリー・ダイアナ(源氏名こうざぶろう、通称ざぶ)兄妹、その同じママ(レモン)から生まれたマオ、マオちゃんがまだ乳飲み子だったころにレモンが脱走し、一夜の自由を満喫した結果数ヶ月後に生まれた文夫・ケイト・リズ・オリビア(ざぶと同じような柄が少しずれて入っているので、通称ずれ)・ファラオ兄妹。(ちなみに、レモンはボクがおうちに入る直前に、「外の空気が忘れらんねー」と言って出て行きました。今でもご飯を食べに帰って来ますが、もう子供は生まないし、ま、仕方ないか?とおかーさんは言ってました。外は怖い事も多いし、暑いし、寒いし、変な人・・じゃなくて猫だわ、レモン。)
ここまで来ると、もう何がなんだか!だと思います。何で里親に出さないの?と聞いた所、
ボクやマオちゃんはじめ計5名は猫白血病ウィルス(FeLV)という、免疫力が損なわれるリスクがあるウィルスを持っていて、もし発症してしまうと治療が大変、且つ寿命もどうなるかわからないんだって。実はボクが家に入る前の日、マオちゃんの弟のロビンちゃんがリンパ腫に打ち勝てず、天国に旅立ったんです。つい先日も、すごく優しくボクの事を可愛がってくれた同じ兄弟の黒猫ルドルフくんもロビンの事を追いかけて逝ってしまいました。兄弟も、その他一緒に生活している子も今後のリスクがあるので、最後までちゃんと面倒見るのよ!だって。でもそれは本当はただの言い訳で、ボク達が可愛くて手放せないんだと思うけど。

おかーさんから聞いた話によると、おかーさんの高校時代にも猫のクラスメートがいたそうです。3年生の教室は1階にあって、庭からたまに教室に入って来る黒猫のジジちゃんていうのがいたとか。でもその頃おかーさん、犬派だったって(意味わかんない)。おうちが遠い事を理由に部活などには参加せず、だから私の事知らない人多いんじゃないかな、って言ってた。今と同じく、単に団体行動が嫌いなだけだと思うけど(だから昔から犬派なんかじゃなくて猫派だって!猫みたいな性格じゃん!)
で、ボクにこの家族紹介を書いて、って頼んだのも、3年間同じクラスで、その後も結婚式の司会を引き受けてもらったり、大変お世話になっているお友達の佐藤美奈子さんからバトンが回って来たからだって。(美奈子ちゃんも昔猫飼ってたそうなので、絶対にいい人だと思います。)
そうそう、おかーさん、内藤 祐希子って呼ばれてるそうです。昔は「森」だったんだって。人間て色々名前があって大変ね。今はコロナで人間社会は色々制限があるみたいだけど、猫にとってはいつもと変わらない生活です。みなさんも、少し猫の気持ちになって、肩の力を抜いてみて下さい。結構ラクになりますよ。あと、外でボクの仲間を見かけたら、優しく声を掛けて下さいね。ちゃーんと見てますよ。
ではでは。ちょっと毛づくろいして、在宅勤務中のおかーさんのお膝で昼寝しようと思います。次はどんなお話が聞けるか、楽しみだにゃ。