この度、41期生の一番手を務めることになりました41期生の比村元彦です。3月にICU高校を卒業して約半年。松坂先生から41期のスターターを任され、何について書こうかと迷っていたら、いつの間にか企画始動から約1か月が経過してしまいました。41期の皆さん、スタートダッシュが遅れてしまいすみません!今回は、卒業してから半年間の私の新生活ついてお話しようと思います。

ICU高校卒業後、私は東北大学の工学部に進学し、4月から宮城県の仙台市で一人暮らしを始めました。一人暮らしは買い出し・自炊・洗濯・掃除などを全て一人で行うところが大変ですが、自分の時間を好きに使えるという点は良いなと感じています。私が住んでいるところは、大学のキャンパスから徒歩10分と大学へのアクセスは良いのですが、市街地から少し離れているので、周辺に大きなスーパーが無く、昨今人気のフードデリバリーサービスの配達圏外であるところが残念なところです。

今年度の東北大学の入学式は、緊急事態宣言の影響で8月に延期されましたが、大学の授業そのものは4月から対面授業とオンライン授業を併用しながら行われました。前期の授業で最も印象に残っている科目のひとつが、「自然科学総合実験」と呼ばれる実験とレポート作成の授業で、東北大学の理系学生の殆どが避けては通れない科目です。実験の授業を対面以外の方法で行うのは考えにくいですが、今年度はなんと対面とオンラインのハイブリット形式で実施されました。実験棟にて対面で行う実験課題の他に、オンライン上で実験動画と実験結果の表が配布され、それを基に分析を行うという課題もありました。特に、重力加速度を測定する課題では、自宅にあるものを用いて振り子を作成し、その精度についてオンライン会議ツール(Google Meet)を使って議論するなど、従来の実験の授業実施形態に囚われないユニークな形で実施されました。10月から後期の授業が始まりますが、後期も前期と同様にハイブリット形式の授業となりそうです。

次に、私の課外活動についてお話します。高校時代は、男子バスケ部のマネージャーや、演劇部の音響担当、コーラス部のエキストラ部員(ICUHS Hodgepodgeのハレルヤコーラスの動画にも出演しています)として活動しました。高校2年生の夏には、当時の男子バスケ部顧問の大森先生のサポートのもと、審判の資格を取得するなど、とにかく色々なことに挑戦しました。ちょっとやりすぎたなと少し反省していますが、どれも今の私にとって貴重な経験です。

現在は、大学の男子バスケ部にマネージャーとして所属しつつ、バスケットボールの審判活動も続けています。10月に全国大会出場をかけた大会があり、それに向けて準備を行っています。活動場所や活動人数などの制限はありますが、大学のガイドラインに基づき、感染対策を施しながら活動中です。

そんな私の今年の夏休みは、宮城県から一歩も出ることなく終わりそうです。8月中旬から9月末まで続いた夏休みでしたが、午前中は大学の体育館で男子バスケ部の練習に参加し、午後は自動車学校に足を運ぶ日がほとんどでした。先日、教習所を卒業し、運転免許を取得しましたが、振り返ってみると、コロナ禍でも充実した夏休みを過ごすことができたのではないかなと感じています。年末年始こそは実家に帰省したいです。

さて、そろそろ次の方にバトンタッチしたいと思います。

長くなりましたが、最後まで読んでくださりありがとうございました!

41期生 比村元彦