ICU高校36回卒業式 先生方からのコメント
数学科 佐藤久隆先生に伺いました。

Q.1. ICU高校での37年間の教員生活を一言で言うなら。

 定年まで勤めるとは当初思っていませんでした。
教員生活を一言でいうのは難しいのですが、多彩な37年間であったと思います。生徒も教員もユニークな人たちで、まじめ一筋、おとなしい私のような人間からは輝いてみえたということです。

Q.2. 一番の思い出について教えてください。

 ICU高校とPC(パーソナルコンピュータ)は、そのはじまりと発展の時期が軌を一にしています。私もポケットコンピュータから始まって、仕事や授業に大いに利用、活用しました。プログラマーにもなりました。定年の10年くらい前は、情報の授業も受け持っていました。PCはもう体の一部になり、今ではワクワクすることも全然なくやや寂しい感じがします。

Q.3. 定年退職後の予定、希望、夢など…

 現在、腰をかなり痛めておりまして、養生に努めています。体の一部になっているものがもう一つあって、車です。定年後は、車で日本全国を渡り歩くことを考えていましたが、運転姿勢は腰に悪く、今は叶いません。残念でした。

Q.4. ICU高校同窓生に向けて一言

 近所の公立学校でも創立100年を超える学校が結構あります。ICU高校は、まだまだ歴史の浅い学校です。ICU高校を支えるのは、まずは、生徒と先生ですが、その応援団として同窓会は重要な存在です。その働きと活躍に期待します。私の腰痛も治るように期待します。