寮がある厳格な校風、と母から聞いた記憶がある。母の勘違いかもしれないし、私の記憶違いかもしれない。中学3年間部活もせず塾に明け暮れていた私にとってICUHSでの高校生活は初めての経験の連続だった。
校歌の作曲は私が小学生の頃大好きだったゴダイゴのタケカワユキヒデだったし、入学早々新入生歓迎のダンスパーティがあったり、ハンバーガーの自販機があったり、英語と日本語を織り交ぜて話す同級生だったり。驚きの連続。全てが新鮮だった。
先生方も熱く、楽しそうに授業をしていたのが印象的だった。
同級生も皆生き生きと高校生活を謳歌していた。
まぶしかった。
皆全力で遊び、全力で学び、悩んだりしながらも自分の考えを持っていて大人だった、私はなんだかフラフラしていて子供だった。人にまともに挨拶も出来なかった気がする。ちょっぴり引け目を感じて悩んだりしていたことも思い出した。
野球部のマネージャーもしたし、器楽部でちょっとだけドラムを覚えたし、漫画も書いた。そういえば漫画家になりたかったんだった。今読み返すとてんでダメだけど。
図書室で借りたファンタジー小説にものめり込んだ。
広い校舎も、緑いっぱいの環境も良かったなあ。
時々プールで泳いだりもしたっけ。あれは大学の施設だったかな。
ここ数十年、それなりに色々なことが起きた人生だったが、すっかり奥の方に仕舞い込んでいた記憶だ。
何年か前、ものすごく久しぶりに連絡をもらったことがきっかけで少しずつ高校時代の集まりに顔を出す機会が増えてきた。
今まで仕事や家庭で忙しくしていた皆にとっても、久しぶりの集まりなのかもしれない。
私はあまり記憶力がないのか、色々なことを忘れているけれど、皆と話すことで少しずつパズルのピースが埋まっていくように高校時代の思い出が豊かになっていった。
見た目はちょっと変わったかもだけれど、皆の中のキラキラは変わらない。
脳内修正されて気分は高校生、
若い時の感覚を思い出して気持ちも若返った気がする。
あの高校生活があったから今の自分があるのだな、とも再認識した。
皆に感謝。
久々に会った同級生は相変わらず大人で(ってもう大人すぎるほど大人な年齢だけど)、自分の考えを持っていて、色々なことにチャレンジしていてすごいなと思う。
先生も変わらずお若いし、変わらず熱い。
今も自慢の学校、自慢の先生、自慢の同級生だ。
私も頑張ろう!パワーをもらった。
皆さん、これからもちょくちょく会いましょう。
どうぞ宜しくお願いいたします。
